2021年4月23日に開催されたAmazonタイムセール祭りで、ANC対応のBluetoothイヤホン「SOUNDPEATS T2」を買ってみましたのでレビューします。
その実力とはいかに。
SOUNDPEATS T2とは

SOUNDPEATS T2とはANC(アクティブノイズキャンセリング)機能が搭載されたBluetooth5.1イヤホン。
SOUNDPEATS T2はANC対応ですが、ANCとは別にCVC(クリアボイスキャプチャー)というものがあります。ANCは音楽再生時に周囲の環境音を除去する機能ですが、CVCは音声通話時のノイズキャンセル機能なので音声再生時の環境音除去効果はありませんのでご注意下さい。
開封・同梱物チェック
パッケージはこんな感じ。

パッケージの蓋を開けてみるとこのように収納されています。

充電ケースを取り出した底には・・・

日本語対応の取扱説明書が入っていました。

黒の箱にはS・M・L3種類のイヤーピースとUSB充電ケーブルが入っていました。
外観チェック
充電ケースの外観はこんな感じ。

ケース重量は36g、イヤホン重量は片耳6g。耳に装着してもあまり重さは感じられず長時間装着していても疲れにくいです。
イヤホン充電中は充電ケースの3つのLEDの左右が青く点滅、充電ケース充電中は3つのLEDが白く光り、今どっちを充電しているのかわかるようになっています。

イヤホンには充電用の接点に絶縁テープが貼ってあるので、使用する時は剥がしておきましょう。
操作方法
電源オン | 自動操作:充電ケースのフタを開ける 手動操作:タッチパネルを1.5秒ロングタップ |
電源オフ | 自動操作:イヤホンをケースに戻し、ケースのフタを閉じる 手動操作:タッチパネルを10秒間ロングタップ |
再生/一時停止 | タッチパネルを素早く2回タップ |
音量を上げる | R側イヤホンのタッチパネルを1回タップ |
音量を下げる | L側イヤホンのタッチパネルを1回タップ |
次の曲 | R側イヤホンのタッチパネルを1.5秒ロングタップ |
電話を受ける/切る | タッチパネルを素早く2回タップ |
着信拒否 | タッチパネルを1.5秒ロングタップ |
通話切替 | タッチパネルを2秒間ロングタップ |
ペアリングモードへ変更 | タッチパネルを6秒間ロングタップ |
端末の音声アシスタント (Siri/Google)起動 | タッチパネルを素早く3回タップ |
ANCモード | L側イヤホンのタッチパネルを2秒間ロングタップ |
外音取り込みモード | L側イヤホンのタッチパネルを2秒間ロングタップ |
イヤホンのSOUNDPEATSロゴ「S」の部分が静電容量式タッチパネルとなっているので、ロゴにふれると上記の操作を行うことができます。
時々音量調整しようとすると一時停止になることがあるのが気になる所ですが、操作性に関しては癖のない感じなので扱いやすいです。
SOUNDPEATS T2の主な特徴
ノイズ低減機能(ANC)
ANCを有効にすると最大35dBのノイズ低減機能を搭載し周囲の雑音を打ち消すことができるとのことですが、このご時世人混みの中歩くわけにもいかないためYouTubeで喫茶店のガヤガヤサウンドやその他様々な動画を他のスマホのスピーカーから部屋に響き渡るくらい音を流してみることに。
普通に聞いたらうるさいのですが、ANC有効時はぼそぼそ聞こえるくらいの十分なノイズ低減効果がありました。
これだったら電車の中やカフェなど外でも周りの雑音を気にすること無く音楽を楽しめそうですし、耳栓代わりに使って集中して仕事ができそうですね。
ただ、微かに「サー」というホワイトノイズが聞こえるので気になる人は気になるかも。
外音取り込み機能
T2には外音取り込み機能が搭載しており、イヤホンを外さなくても周囲の音を聞くことが可能。
音質は思っていた以上にクリアで自然な感じです。
補聴器のような音量増加効果はないので、あくまでもイヤホンを外した時と同等の外音が聞こえるくらいです。ホワイトノイズはANC以上に聞こえますが音楽再生中は気にならない程度です。
MCSync左右同時伝送
Airoha社のMCSync技術採用することにより、端末から伝送してきた電波が直接に受信される左右同時伝送に対応するため、従来のチップより遅延と音飛びが改善され安定性が大幅に向上。
また片耳モード/両耳モードの切替時は音楽を停止する必要がなく、スムーズに変更が可能。
ケースを開くだけで、自動に再度ペアリングします。
イヤホンだけで単体10時間再生可能
イヤホン単体で10時間連続再生が可能、ケースと併用すると最大30時間。
防水対応
IPX6相当の防水に対応。防水性能は土砂降りの雨で濡れても大丈夫なくらいです。
気になる音質は?
12mm径の大型ドライバーが使われており、スピーカーのウーファーの側で音楽を聴いてるようでズシンと力強く迫力ある低音が出ている感じです。
低音重視ですがボーカルを邪魔しない程度。
中音・高音も鳴っているのですがやや解像感や透明感に欠ける感じですが、マイルドな仕上がりなので長時間聴いていても疲れにくいです。
音の広がりや響きも余韻が感じられるほど良かったので映画視聴用としてもいいかもしれませんね。
ただ、ASMR動画を聴いてる時にちょっと低音が響きすぎかなと思ったのと囁きボイス動画とかは本来耳の側で聞こえる感覚になるのですが、T2だとやや遠く聞こえる感じで「もっと近づいていいのよ?」ってなりました。
価格

普段の販売価格は5,580円とのことですが、今回のAmazonタイムセールでは4,464円とANC搭載イヤホンとは思えないくらい低価格で販売されておりました。
まとめ
ANC・外音取り込み機能搭載イヤホン入門用として試しに買ってみるのも良いかもしれません。
私は普通に使い勝手が良いので私は耳栓代わりや外出用イヤホンとして使っていこうと思っています。
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