この記事はMAONO様より製品をご提供頂いた上で記事を作成しています。
今回はMAONO様よりUSB/XLR接続可能な単一指向性ダイナミックマイク「AU-HD300T」をご提供頂きましたのでレビューします。
- ゲーム実況やってみたい!
- ライブ配信用マイクを探している
という方の参考になれば幸いです。
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MAONO AU-HD300Tとは
AU-HD300TはUSB接続とXLR接続両方に対応したダイナミックマイクです。
今まで様々なマイクを取り扱ってきたのですが、USBとXLR接続両方に対応したマイクを扱ったことがなかったので、AU-HD300Tを使ってみた時は画期的なマイクだと思いました。
また、音声モニタリング機能付きなので、自分の声をリアルタイムに確認することもできます。
スペック
![]() AU-HD300T | |
マイク形式 | ダイナミック |
極性パターン | カーディオイド(単一指向性) |
周波数特性 | 40Hz~17,000Hz |
ビット数 | 16bit |
対応サンプリング周波数 | 44.1kHz/48kHz |
コントロール | トークスイッチ(USBケーブル/XLRケーブル接続時) |
ヘッドホンボリュームコントロール | USBケーブル接続時のみ |
ダイレクトモニタリング機能 | USBケーブル接続時のみ |
ヘッドホン出力端子 | 3.5mm TRSステレオミニジャック (USBケーブル接続時のみ) |
ヘッドホン出力 | 30mW; 32Ω |
LED指示ライト | USBケーブル接続時のみ点灯 XLRケーブル接続時は消灯するがトークスイッチは有効 |
電源電圧 | USB電源(DC5V) |
出力コネクター | USB Type-C(USB 2.0)/XLR-XLRタイプ |
重量 | 318g |
対応OS | Mac OS X、Windows 7 / 8 / 10 |
各部名称 | ![]() |
AU-HD300Tの同梱物
パッケージはこんな感じ。
黒とオレンジを基調としたスタイリッシュなデザイン。
MAONOカラーとでも言うべきか、
他の商品パッケージもAU-HD300Tと同じデザインです。
パッケージを開くと中は2段構成となっており、上段にはマイク以外にマニュアルとXLR-XLRケーブル、ポップガードスティック、高さ調節レバー。

マニュアルは日本語対応。
マイクスタンドの組み立て方やパソコンで使う時の設定方法など、イメージ付きで分かりやすく説明されているので、初心者の方でも安心です。
下段には、USB Type-Cケーブルとショックマウント、ポップガード、マイクスタンドの土台が入っていました。
収録に必要なものが全部入っている感じなので買ってすぐに使えます。
卓上スタンドも付属のショックマウントで、キーボードの打鍵音やパソコンの駆動音を抑える工夫が施されています。

スタンド裏面にゴム足が付いていないため、ショックマウントがあるとはいえ、パソコンなどの駆動音が机から伝わってしまう場合もあります。
その場合は、ポリウレタンマットやタオルを敷くことでも多少ノイズ除去効果があります。

私は特にノイズは気にならなかったので何も敷かずに使用しています。
AU-HD300T マイク本体

マイク本体はボタン部分以外はフルメタルボディなので重厚感がありしっかりしています。


- 土台に高さ調節レバーを接続
- 高さ調節レバーにショックマウントを装着
- ショックマウントにマイクを装着
- ポップガードを装着
- XLR・USBケーブルを接続

マイクスタンドを組み立てるとこんな感じ。
ポップガードがスタンドと一体型になっているのでクリップなどで後付できるタイプよりも統一感がありスッキリとした印象。
スタンドの土台も直径10.5cmほどなので場所を取りません。
また、マイクスタンドの土台が思ったより小さかったので簡単にコケたりしないか心配でしたが、マイクが適度な重さなのでとても安定しており、勢いよく手をぶつけたりしない限りはコケる心配はありません。

スタンドは最大7cmまで無段階で調節することが可能。
マイク部も角度調整ができるので好みの高さ・角度に調節することができます。
AU-HD300Tを使ってみた感想

AU-HD300Tを暫く使ってみて思ったことをまとめてみました。
良かったポイント
良かったポイントはこんな感じ。
- USBとXLR接続が可能
- 低ノイズで高音質サンプル音声有り
- 単一指向性マイクなので遮音性に優れているサンプル音声有り
- マイク単独で音声モニタリングができる(USB接続の場合)
- ボタンやスイッチでシステム音量調整・マイクミュートが可能
USBとXLR接続が可能

AU-HD300TはUSBとXLR接続両方に対応しているのでパソコンのUSBポートに繋いでYouTube配信やビデオ会議用のマイクに使ったり、ミキサーに繋げばライブ用マイクなどとしても使用することができます。
同時使用も可能なのでライブストリーミングとライブのマイクをAU-HD300T1台で済みます。
低ノイズで高音質

ダイナミックマイクなのでコンデンサーマイクと比べて音が歪みにくくて丈夫。
また、付属のショックマウントとポップガードにより外部ノイズが入りにくい構造となっているので、ゲーム実況やナレーション収録用マイクとしてもオススメです。
音質についてはサンプルをご視聴下さい↓
単一指向性マイクなので遮音性に優れている

AU-HD300Tは単一指向性マイクなので正面の音はクリアに拾い、横や後ろ方向の音は拾いにくくなっているので、周囲の雑音や生活音を気にせず収録することができます。
指向性についてはサンプルをご視聴下さい↓
AU-HD300T指向性テスト
スマホ内蔵マイク→AU-HD300T/キーボード・マウス入力時テスト

マイクの側にあるキーボードやマウスの音が殆ど聞こえないのは良いですね。
ゲームプレイ時にキーボードやマウス、コントローラーの操作音が入りにくいので、安心してゲーム実況ができます。
マイク単独で音声モニタリングができる(USB接続の場合)

AU-HD300Tには3.5mmのヘッドホンジャックが搭載されているので、マイク音声をイヤホンやヘッドホンでリアルタイムモニタリングすることができます。
マイク音声だけではなく、パソコン内部音声も聞くことができるのでラジオ配信などBGMと自分の声のバランスを確認し調節する時に便利です。
ボタンやスイッチでシステム音量調整・マイクミュートが可能

USB接続時は「+」「ー」ボタンでパソコンのシステム音、モニタリング音の音量を変えることが可能。
スイッチでマイクミュートが簡単に行えます。(スイッチはXLR接続でも機能しますがLEDは光りません)
あくまでもスイッチはマイクミュート用ですので、スイッチを切っても通電しています。
スイッチを切った状態ですとマイク音声は聞こえませんがパソコンの音声はAU-HD300Tに接続しているイヤホンやヘッドホンから出力されます。
気になったポイント
AU-HD300Tを使ってみて気になったポイントもまとめてみました。
- Type-C to C接続はできない
- AU-HD300Tのボタンでマイクのボリューム調整はできない
- モニタリング機能を切って使うことはできない
- 付属のUSB Type-Cケーブルが端子に負担が掛かる心配がある
Type-C to C接続はできない
AU-HD300TはUSB Type-C to C接続ができないため、スマートフォンやUSB Type-C接続しかできないパソコンでは直接接続して使用することができませんでした。

USBハブを使えばUSB Type-CポートしかないデバイスでもAU-HD300Tを使うことができます。
AU-HD300Tのボタンでマイクのボリューム調整はできない
AU-HD300Tの「+」「ー」ボタンはパソコンのシステム音量用なのでマイクの音量調整はパソコン側で行う必要があります。(XMR接続時はミキサーなどで音量調整を行います)
モニタリング機能を切って使うことはできない
音声収録の時に自分の声を確認する時はモニタリング機能はとても便利なのですが、ゲーム実況では特にFPSゲームなどをすると銃声音などが自分の声で聞こえづらかったりします。
その場合はパソコンのイヤホン端子にヘッドホンやイヤホンを繋いで使うのですが、できればAU-HD300Tに繋いだ状態で使いたいもの。
モニタリング機能のオンオフボタンがあると使いやすいかなと思いました。
付属のUSB Type-Cケーブルが端子に負担が掛かる心配がある

付属のUSB Type-Cケーブルは端子部分が細くケーブル部分が太くて硬いため、端子に負担が掛からないか気になりました。


個人的にL字型の変換コネクタをAmazonで買って、端子の負担を軽減させています。
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AU-HD300Tはこんなシーンにオススメ
こんなシーンにAU-HD300Tはピッタリです。
- 動画ナレーション収録
- ライブ配信
- ゲーム実況
- 音楽製作、Podcast
- 在宅勤務、在宅授業
- ビデオ通話

個人的には主にライブ配信やゲーム実況用マイクとして使っています。
ゲーム実況の場合、AU-HD300Tのイヤホンジャックから自分の声とゲームの音が同時に確認できるのが良いですね。
また、単一指向性マイクなので周囲の音を気にせず収録できるのもAU-HD300Tの魅力ポイントです。
AU-HD300Tのレビューまとめ
魅力なところ
- USBとXLR接続が可能
- 低ノイズで高音質
- 単一指向性マイクなので遮音性に優れている
- マイク単独で音声モニタリングができる(USB接続の場合)
- ボタンやスイッチでシステム音量調整・マイクミュートが可能
気になったこと
- Type-C to C接続はできない
- AU-HD300Tのボタンでマイクのボリューム調整はできない
- モニタリング機能を切って使うことはできない
- 付属のUSB Type-Cケーブルが端子に負担が掛かる心配がある
AU-HD300TはUSBマイクながらXLR接続にも対応。
マイクの音質もダイナミックマイクならではの低ノイズ、また、単一指向性なので周りの音を軽減し正面からの音はクリアに拾う仕組みなので、様々なシーンで活躍すること間違いなし。
マイク単体でダイレクトモニタリングも可能と至り尽くせりです。
これでスタンドもポップガードも付いていて6,500円は魅力的なお値段。
もしUSBマイクを探されている方はAU-HD300Tご検討してみてはどうでしょうか。