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macOSとWindows10はバッテリー消費量が異なるのか検証

ヤフオクで購入した中古の12インチMacBook

なんか最近BigSurにしてからというもの、電池持ちが悪くなった気がするんですよね。

中古だから仕方ないかと思っていたんですが、

なんかBootCampのWindows10とバッテリー持ちが違う気が・・・。

Windowsの方がバッテリー持ちがいいような?

この違和感、なんだろう?

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など。

MacBookのバッテリー状態

MacBookバッテリー状態

ちなみにMacBookのバッテリー状態はこんな感じ。

元々かなり使い込まれていたようで充電回数が642回ともう交換してもいいレベル。

案の定「修理サービス推奨」状態になっています。

ただ、私のMacBookは許容充電回数が1000回と後358回はフル充電できるはずなんですけどね。

なんでだろう?

ちなみにOSはmacOS Big Sur。

バッテリー消費量が異なる

どうもこのOS、バッテリー寿命を早める致命的な不具合があるようで、最新モデルのMacBookは分かりませんが古いモデルだと1,2時間でバッテリーが切れる現象が発生。

macOSをBig Surにアップデートするとmacが発熱してバッテリーを消費する不具合。 Karabiner-Elementsの最新版をインストールしてすぐにアンインストールすると直るらしい。

https://twitter.com/studio__de__/status/1419934777486962690

とのことなので半信半疑で試してみたところ、確かに同じ使用状況でもバッテリーがみるみる減る現象は収まりました、不思議です。

それでもやっぱりWindowsと比べてバッテリーの減りが早い気がする。

macOSとWindows10バッテリー消費比較(1回目)

こんな時は検証ということで、ブラウザ版プライムビデオで24分30秒の動画を高画質再生した時にどれだけバッテリーが消費されるか比較してみました。

ちなみに使用ブラウザはmacOS・Windows10共にGoogle Chromeを使用します。

macOS(BigSur11.4)

対策バッテリー消費量
何も対策しない場合開始74%→終了66%8%消費
RunCatを終了した場合開始65%→終了57%8%消費
Adobe Cloudを終了した場合開始57%→終了50%7%消費
HWMonitorを終了した場合開始50%→終了41%9%消費

裏でアクティビティーモニターが動いていたのが原因で異常消費している可能性もあるので、BigSur11.5.1ではアクティビティモニター実行時の消費量も測ります。

macOS(BigSur11.5.1)

対策バッテリー消費量
何も対策しない場合①
アクティビティモニターオフ時
開始100%→終了96%4%消費
アクティビティモニター実行時開始96%→終了88%8%消費
何も対策しない場合②
アクティビティモニターオフ時
開始88%→終了80%8%消費
RunCatを終了した場合開始80%→終了73%7%消費
Adobe Cloudを終了した場合開始73%→終了66%7%消費
HWMonitorを終了した場合開始66%→終了58%8%消費
SendAnyWhereを終了した場合開始58%→終了50%8%消費

んー、OSバージョンアップしても効果ないどころか、気になっていたアクティビティモニターが原因ということもなさそうで・・・こんなもんかなぁ。

Windows10(21H1/ビルド19043.1081)

対策バッテリー消費量
何も対策しない場合①開始36%→終了33%3%消費
何も対策しない場合②開始43%→終了38%5%消費
何も対策しない場合③開始38%→終了32%6%消費

今度はBootCamp Windows10で検証してみましたが、やっぱりWindows環境の方がバッテリー持ちいいようですね。

バックグラウンドで動くものが何もないからかもしれませんが、intelCPUとの相性問題も関係あると思います。
(Appleは自社チップ向けにOSの最適化を最優先にしてそうですし)


充電に関してもWindowsの方が正確に充電できているような気がするんですよね。
(macOSの場合、充電時間が短い気がする。)

macOSとWindows10バッテリー消費比較(2回目)

今度は100%充電から電源が落ちるまでの時間を測ります。

その間はずっとプライムビデオを再生した状態にしておきます。

macOS(BigSur11.5.1)

2021年7月29日1時43分に検証開始

2021年7月29日7時43分バッテリー切れによる電源オフ(5%でスリープになった)

駆動時間:6時間

Windows10(21H1/ビルド19043.1081)

2021年7月28日16時4分に検証開始

2021年7月28日22時25分バッテリー切れによる電源オフ(5%で休止状態になる:変更不可)

駆動時間:6時間21分

結論

微妙にWindowsの方がバッテリー持ちは良いみたいなのですが、思っていた以上にその差は狭い印象でした。

Karabiner-Elementsを導入前の検証もすべきだったのですが行っていないのが反省点。

ですが明らかに効果はでているので、BigSurで最近バッテリー持ち悪いなと思ったらとりあえずKarabiner-Elements、試してみましょう。

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1 COMMENT

アバター たまご

これは推測の話だけど、おそらくBootCamp用のEFIがWindows 10に完全に最適化されてなくて、CPUのターボブーストが適切に機能しないから結果的に低消費電力になってるんだと思う。

個人的にmacOSはTurbo Boostをガンガン効かせてくる印象

(YouTubeの1080p動画を再生してるだけでファンが全開で回り出すから相当攻めたブースト設定になってるはず)

バッテリー持ち悪すぎてmacOS上のブーストを無効化したら体感二倍くらいバッテリーが持つようになったので個人的にはこれ信憑性高いと思う。
______________________________________
バッテリー持ち:
macOS(TB無効)>BootCamp>>macOS(TB有効)

処理速度:
macOS(TB無効)<BootCamp<<macOS(TB有効)

↑おそらくこんな感じじゃないかと。

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