月額0円という激安っぷりに惹かれ、「donedoneエントリープラン」を契約。
今回はdonedoneの紹介とエントリープランを実際使ってみた感想をお話します。
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目次
donedoneとは?
donedoneとは2021年7月1日(木)にサービスを開始したBIGLOBEの新MVNO。
普通の格安SIMサービスとは異なり、Uプランに関しては、毎月の料金の一部が社会貢献団体に寄付されるドネーション型モバイルサービスです。
料金プランは非常にシンプル
料金プランはベーシックUプランとカスタムUプラン・エントリープランの3つ。
回線はAU、最低利用期間や契約解除料はないとのことで気軽に利用することができます。
また、月2,480円(税別)で利用できるベーシックUプランとカスタムUプランは、プラン間の切り替えはアプリで変更でき、カスタムUプランの高速対象アプリの切り替えは即時変更可能とのこと。(プラン変更は1日1回まで)
5Gに対応
2021年11月1日に5G通信に対応しました(お申し込み不要・無料)設定はこちら
ベーシックUプラン
50GBまで最大通信速度3Mbps(50GB超過時は1Mbps)で使用することができます。
カスタムUプラン
カスタムUプランは3つの対象アプリでは通信速度無制限(それ以外は1Mbps)で利用することができます。
【対象アプリ】
SNS | LINE、Instagram、Facebook |
動画 | YouTube、ABEMA、TikTok、TELASA |
音楽 | Spotify、Amazon Music |
ゲーム | モンスターストライク |
通話料金・SMS送信料
ベーシックUプランとカスタムUプランの国内通話・SMS送信料はこんな感じです。
国内通話 | 20円(税込22円) / 30秒 |
SMS送信料(国内) | 3円(税込3.3円) / 70文字 |
音声通話・SMSも可能ですが、海外通話料、SMS送信料は地域により異なるとのことで以下参照ください。
海外で使う(au世界サービス) [KDDI株式会社提供]
「au世界サービス」SMS料金 [KDDI株式会社提供]
エントリープラン
エントリープランは新規契約事務手数料3,300円(税込)はかかりますが、基本料金月0円で利用できるリーズナブルな料金プランです。
ただし、通信速度は128Kbpsとかなり低速なので、ベーシックまたはカスタムプランのお試しの延長用として使うか、今後高速データ通信が利用できるチケットも予定されているのでSIMを挿していないデバイス用として良いかも知れません。
また、エントリープランは音声通話・SMSが使えない(?)、ベーシックUプラン・カスタムUプランからのプラン変更ができない、寄付対象外なのでご留意下さい。
現在は新規契約事務手数料が掛かる
私が申し込んだ時は新規事務手数料が無料だったのですが、現在はクーポン使用時でも3,300円(税込)掛かるとのこと。
128Kbpsの速度で事務手数料3,300円は高いかもしれませんが、高速通信用チケットの料金次第では魅力が変わるかもしれませんので、donedoneさんの対応に期待したいところです。
エントリープラン使ってみた
対応機種の調べ方
格安SIMだからどんな端末でもOKというわけにはいかない。
幸いにもdonedonのサイトには対応機種を調べることができるページがあるのでお手持ちのスマホが使えるかどうかまずは調べてみましょう。
iPhone13にも対応
対応機種を確認するとiPhone 13 シリーズも利用できるとのこと。
iPhoneユーザーには嬉しいことではないでしょうか。
通信速度測定結果リスト(ベーシックUお試し・エントリープラン128Kbps)
ベーシックUお試し

エントリープラン128Kbps

エリアによっては速度が大きく変動する可能性はあるかもしれませんが、私が住んでいる所ではそれぞれサイトに記載されているくらいの速度は出ている印象。
エントリープランに関しては下りは遅いが上りは128Kbpsより少し速く、実際にTwitterとか画像投稿しても数秒~数十秒程度でアップロードができます。(ダウンロードは表並)
ベーシックUプラン(お試し)3Mbpsは十分使える速度
クーポン適用でベーシックUプランを2週間3GBまで試せたのでガッツリ使ってみたのですが、TwitterやLINEといったSNSは普通にパッと画像つきツイートが表示される。
ネットサーフィンも画像で重いサイトとか見ていても何か遅いなとかストレス感じるほどの速度ではなく、モバイル回線としては十分な速度が出ている印象でした。

動画視聴もYouTubeであれば480pくらいの画質であれば観れます。
プライムビデオも高画質設定にして4時間ほど連続再生してみましたが一度も途切れることなく再生できました。
ちなみに動画視聴時のデータ使用量は、プライムビデオの場合ですが、高画質で4時間観ると私の環境下では大体1GBくらいデータ消費しました。
ガッツリ使っても50GBもデータ容量がありますし50GB超えても1Mbpsで利用できるため安心です。
流石に128Kbpsは無理だった
以前にロケットモバイルとリンクスメイトの200Kbps速度比較検証を行っているので低速回線の遅さは身を持って知ったつもりですが、まさか128Kbpsがここまで遅いとは思ってもみませんでした。
SNSで文字を投稿したりメールチェックくらいはなんとかできますが、それ以外に関しては何かしら工夫をこらさないとかなり厳しい。
電話もいけるだろうとRakuten UN-LIMIT音声通話(Rakuten Link)の下駄代わりに使ってみたりもしてみましたが、速度不足でブツブツ音声が途切れたり、Radikoもかなりバッファを蓄えないと再生が追いつかない。
アプリのダウンロードやウェブサイトも待てば利用可能ですが待ってる時間が勿体ない。
そんな低速回線、私の用途で一番使えたのが「電子書籍リーダー」。
私は電子書籍リーダーにKindle Paperwhiteを使っているのですが、ストアページも思っていたよりも早く表示しますし、1ページごとにダウンロードできる書籍は1ページ1秒で読める人以外は十分ダウンロードが追いつくレベルで途切れなく読めます。
まぁ、私あまり本読まないし読んでも数ページで飽きてしまうので、128Kbpsの速度で十分というのもあるかもしれませんが。
ちなみに今読んでいる書籍は、
トーマス氏の「ムダ」の省き方 お金・時間・モノ・情報・逃げ方の現代流改善術。
「こうしたら〇〇円稼げました」とかそういう露骨なタイトルや内容ではなく、シンプルに書籍のポイントをおさえたタイトルに惹かれ購入。
内容は言えませんが、普段のトーマス氏そのまんまのスタンスで書かれているのでYouTube動画やTwitterを見ている人は違和感なく読めると思います。
ちなみに私が使っている Kindle PaperwhiteはWi-Fiモデルなので、京セラのAUガラホ「GRATINA 4G KYF31」にdonedoneエントリープランのSIMを挿れて、Wi-Fiテザリングして使っています。
GRATINA 4Gについてはこちらで紹介しています。
エントリープランでも一部サービスのSMS受信が可能
エントリープランは通話やSMSが使えないとの記載がありますが、TwitterやTikTokなど一部のサービスの認証コードを受信することができます。
ただし公式ではSMSはサポートされていないのと、そのうち塞がれる可能性がありそうなのでSMSが受信できなくなってもいいように対策しておきましょう。
- TikTok
- UberEats(第三者情報)
※スマートフォンによっては受信できる認証コードが異なる場合があります。
まとめ
エントリープランを使ってみて、128Kbpsの速度は実用的には程遠い速度ではあるし、今契約すると契約事務手数料3,300円かかりますが月0円運用ができるのは嬉しいポイント。
訳ありでネットが全く使えない人にとっては、ネットができるだけでもありがたみを感じられるSIMではないかと思います。
私のような高速な固定回線を利用していてモバイル回線はあまり使わない人にとってはdonedoneエントリープランは微妙な所ですが、月0円なのと今後高速データ通信用チケットも予定されているのでデータとお金のコントロールがしやすいのでいざという時のセカンドSIMとしては頼もしい存在です。
ただ、エントリープランの常用利用は厳しいため、そこそこデータ通信をされる方はベーシックUもしくはカスタムUプランを選択されることをおすすめします。
※価格は執筆時のものです。