最近スマートフォンで写真や動画を撮影される方が多くなってきましたが、今のスマートフォンってミドル機でも割と綺麗に撮影できますよね。
「デジカメなんてもう要らないのでは・・・。」
と思っていたのですが実際スマホで撮影してみると結構不便な事が多かったりします。


特に望遠したい時にスマートフォンだとデジタルズーム、要するに画の一部分をクロップしてあたかもズームしているような手法のため、光学ズームと比べるとのっぺりとした画になるし粗い。
後、クロップ手法だと望遠レンズ特有の背景ボケがだせないんですよ。
そういうことで苦肉の策で固定式望遠カメラ搭載スマホが登場したわけですが、搭載望遠カメラの倍率以外はデジタル補正するのでやはり粗くなりますし、背景ボケも光学ズーム式と比べると弱いです。
実は昔はズームレンズ搭載スマホもあったんですよ。
Samsungはコンデジっぽいスマホ出していましたし、モトローラはmoto Zシリーズのアタッチメント「Hasselblad True Zoom」との組み合わせによって光学ズームを可能にしていたり面白いことしていたんですがどうしちゃったんでしょう?

光学ズームレンズを搭載するとスマホ本体が大きくなるし、
レンズが飛び出してしまうためあまり一般受けしなかったのかもしれません。
「でもやっぱりスマホでデジカメみたいなズーム撮影がしたい!」
その気持ちをバネに手を出したのが、ソニーのレンズスタイルカメラ「Cyber-shot DSC-QX10」です。どんな感じなのか、今でもちゃんと使えるのかチェックしていきましょう。
スポンサーリンク
この記事には広告を含む場合があります。
また、記事内で紹介する商品を購入すると当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
例えば以下のようなものはアフィリエイト収入を得ています。
- 広告リンクテキスト・広告バナー
- 商品リンク(一部紹介リンクじゃないものもありますが基本的に紹介リンクだと思っていただいて結構です)
- リンクテキストや画像リンクをコピーして、アドレス欄に貼り付けた時に「https://px.a8.net/」や「https://ck.jp.ap.valuecommerce.com/」、などASPのURLが含まれるリンク
- リンクに「affiliate」などアフィリエイトをやってそうなリンク
など。
Cyber-shot DSC-QX10
Cyber-shot DSC-QX10は2013年10月25日に登場したソニーのレンズスタイルカメラ。
付属のホルダーを使ってスマートフォンに装着して撮影したり、シャッターボタンやズームレバーがあるので単独で撮影することもできるフリースタイルカメラでもあります。
また、DSC-QX10以外にも、1型センサー搭載のDSC-QX100やレンズ交換式のILCE-QX1、光学30倍ズームが可能なDSC-QX30もあります。
外観
Cyber-shot DSC-QX10は交換可能なリチウムイオン電池を搭載しているので、バッテリーが切れたら交換して継続して撮影できますし、MicroUSB端子で給電しながらも撮影することができます。
バッテリー交換式を採用したためか撮影状況を確認できるモニターは非搭載。
単独でも撮影できますが、スマートフォンアプリ「Imaging Edge Mobile」を使って、スマートフォンでDSC-QX10の映像を確認したりリモート操作を行うことができます。
また、スマホ連携時は約15分のフルHD動画撮影も可能。
スペック
センサータイプ | 1/2.3型 “Exmor R” CMOSセンサー |
総画素数 | 約1890万画素 |
有効画素数 | 約1820万画素 |
レンズタイプ | ソニーGレンズ(レンズ構成:7群9枚(非球面レンズ4枚)) |
F値(開放) | F3.3(ワイド端時) -5.9(テレ端時) |
焦点距離 | f=4.45-44.5mm |
撮影距離(レンズ先端から) | おまかせオート:AF約5cm-∞(ワイド端時)、 約150cm-∞(テレ端時)/プログラムオート:AF約5cm-∞(ワイド端時)、 約150cm-∞(テレ端時) |
光学ズーム | 10倍(動画記録中光学ズーム対応) |
手ブレ補正機能 | 光学式 |
動画時光学式手ブレ補正(アクティブモード対応) | ●(電子式併用) |
静止画記録サイズ | 4:3モード:18M(4,896×3,672) / 5M(2,592×1,944)、 16:9モード:13M(4,896×2,752) / 2M(1,920×1,080) |
動画撮影モード | MP4:16M(1,920×1,080/30fps) ※2GB制約で約15分で録画が止まります |
NFC対応スマホだと起動が簡単
Redmi Note10 ProのようなNFC搭載Androidスマートフォンの場合、予めペアリングを済ませておけば、後はDSC-QX10の上部とスマートフォンのNFC部分を合わせるだけ。
自動でDSC-QX10の電源が入り、スマートフォン側もImaging Edge Mobileが立ち上がります。
後は写真や動画を撮るだけ。
DSC-QX10で撮った動画と写真
DSC-QX10で撮影した動画と写真をYouTubeにアップしましたがどうでしょうか。

センサーサイズが1/2.3型、レンズの絞りもF3.5-6.3のせいか全体的にやや暗い印象。
特に室内撮影はあまり綺麗に撮れないので天気が良い日に外で撮影するカメラとして使うのが良いかもしれません。


屋外では写真・動画共にいい感じ。
ダイナミックレンジが狭いのか白飛び黒つぶれしている箇所があるのが気になるものの記録用としては十分です。動画撮影もやっぱり光学ズーム出来るのは良いですね。
ズームの動きも自然でビデオカメラで撮っているかのような映像が撮れました。
レンズ交換ができるILCE-QX1が気になる
DSC-QX10を買ってみてとても気に入ったのですが、何か他のレンズスタイルカメラも気になりだして特にレンズ交換ができるILCE-QX1が一番欲しいなと思うこの頃。
一眼カメラは出かける時にかさばるので嫌なんですが、でも一眼並みの写真や動画撮りたいんです。
ILCE-QX1だったらパワーズームができるパンケーキレンズを装着すればコンパクトになりますし、スマホとペアリングして撮影すればすぐSNSにアップすることもできる。
動画も長時間撮影を望まなければ十分だと思うので3万くらいで中古市場に出回ったらポチってみようかと検討しています。
VLOGCAM ZV-E10も購入検討していたのですが一眼カメラ買うんだったらILCE-QX1で十分じゃないかな・・・どうだろうか。
新しくカメラを買った時にまた報告します。
ということでDSC-QX10買ってみたレビューでした。